こんにちは!
かっぱです。
昨日子供を持つことは経済的な面だけ考えたら損しかないのでは、、というような考えを書きましたが、
個人で見た場合はそうでも、国とか自治体のような組織にとってはそうではないんだろうなと思ったので
追加で考えたことを書いてみたいと思います。
少子化が騒がれるのは、、
2022年度上期の厚生労働省の人口動態統計で、昨年度よりも少子化が進み、過去最少を更新していることがニュースになっていました。
若い世代の価値観の変化もあると思いますが、やはり個人にとっては経済的には負債になることが影響しているのだと思います。
日本という国の単位で見た場合には、子供は未来の労働力ですし、消費者、納税者として人数が多いだけ良いので資産(社会資本)として多ければ多いほど良いとなるのでしょう。
しかし、子供がトラブルを起こした際の対応や自由にできる時間が減るなど一家族で背負わなければならないコストがあまりにも多く、そのうえ金銭的な意味では直接還ってこないのでは、子供を持つことに慎重になってしまうのも無理はないです。
国や県、市も行政サービスの形で負担はしているのですが、感覚としてコストはすべて背負わされているのに目に見える形での還元はない、、という感覚に陥ってしまいます。
もちろんこれは金銭的な部分に限った話しであって、成長を見守る喜びや家族がいることによる安心感などお金には換算できない幸せは得難いものです。
昔のような大家族は教育費を考えると、、、
昔のように子供が多いほど良い、安泰だとか、結婚して家族を持つのが当たり前という時代ではないので、子供を持つ、育てるということが自分の価値観にあうのか、考える必要があると思います。
今の時代は大半の子供が大学まで進学しますし、大学卒業者の方が生涯賃金が多いことから親としても通わせてあげたいと思うはずです。
大学まで進学するとなれば受験勉強は必要ですし、そのための塾代も必要になるでしょう。
教育熱心な家であれば小さい頃から多くの習い事をさせたりもするでしょうか。
どちらにしても大学に行くのが当たり前でない時代、産まれた子供の大半が大人になれない時代とは
子供1人にかかる教育費が間違いなく増えていることを考えると、必然的に望む子供の人数は少なくなってしまうでしょう。
まとめ
子育ては一度始まってしまえば途中で投げ出すことはできません。
お金が足りずにやりたいこともやらせてあげられない、、となるのはしんどいと思います。
子供に何をさせてあげたいか、何人までなら無理なく資金を用意してあげられるのか、、
自分たちのライフプランを考えて、少なくともシミュレーションの中では無理なく実行可能と
思えるプランを考えておくことが大事なのではないかなと思います。