子育て

子供を持つことについて

こんにちは!

かっぱです!
1児の父になり、1年が経とうとしていますが、子供を持つということについて
経済的な面を中心に書きたいと思います。

もちろん、そういうのはお金じゃない!とか家族の幸せは金銭的なものに
置き換えられない!という意見があることもわかっていますが、少子化が
問題になって久しいこともあり、今と昔で時代背景がどう変わり、価値観が
どう変わったのか等も含めて考えたいと思います。

まず、親になってみて思うのは子供を育てるというのは素晴らしいことだということです。
金銭的、体力的に大変な面ももちろん多いのですが、それ以上に我が子は可愛いですし、
仕事を頑張ろう、早く家に帰って会いたい!という日々のモチベーションアップに
繋がっています。

それだけでも十分なのですが、それ以上に親も子供と一緒に成長できるという点が大きいと思っています。
というのも、子育て本等で情報収集していると、子供にこうさせたいと思ってもやりたがらず、親がやっている
ことをマネするのが子供だ、という記述が多いことに気づいたからです。

実際、とびこちゃんも親が口をすぼめてポンッ!という音を出す遊びをしていたら、それをマネして
口をすぼめ、チュパっという音を出して遊ぶようになり、子供は親のことをよく見ているな、、と
気付かされました、、笑

例えばきちんと挨拶できる子になって欲しいと思ったら、人に会ったらちゃんと挨拶しなさい!というだけではなく、親が率先して挨拶をする姿を見せることが大事だということです。

もし親に挨拶の習慣がなくても、ちゃんと挨拶する子になって欲しいと思ったらまず親が先に変わる必要が
あるということを知りました。

行動を変化させるというのはしんどく、やらない理由を探して変わらないという人が多いと思いますが、
子供のことを考えれば変わらざるを得ないというのがその理由です。

簿記的な考え方では子供は負債

本題になりますが、子供を持つというのは経済的な面で見ると出費が増え、さらにそれから逃げることも出来ないというある意味で究極の負債なのでは、、と思うことがあります。

負債という言葉を使っていますが、ここではお金を減らす、将来なんらかの支払いをしなければいけないものというニュアンスで使っています。

子供を持つことそれ自体が負債になる、悪いことだというつもりは毛頭ないので、そこはご理解をお願いします、、

子供が自分の好きなことを頑張っているのを見るのが楽しい、いてくれるだけで幸せなどお金に換えられないことは多く、実際私もそれを体感していますが、将来かかってくる教育費やトラブルを起こしてしまった時の対応など、なんらか出ていくものは多いのに金銭的な意味でプラスにはならないという意味では、負債に当てはまってしまうのかな、、と思います。

教育費の話が分かりやすいですが、自分たちが生きていくだけでも精一杯なのに子供にかかるお金を考えると子供を持たないか、持っても1人、、という人が増えても不思議ではないでしょう。
これも少子化の原因の一つだと思います。

昔は子供を持たない=損だった?

昭和初期、それも戦前頃までは次に上げるような理由で結婚する、子供を設けるというのが死活問題だったため、子供を多く設けるという選択になりやすかったのだと思います。

  • そもそも今と比べて乳児死亡率が高かった
  • 畑仕事を手伝わせる、下の子の面倒を見させる等、実質的に労働力として扱えていた
  • 現在の年金制度のような社会保障制度が無く、老後の面倒は子供が見るのが当たり前だった
    いわば子供が親の年金代わりとなっていた

教育に関しても明治時代に入るまでは各家庭に任されていて学校に強制的に入学させる義務はなく、
親の考えで自由に教育することができていましたし、学校に行かせる代わりに家業を手伝ってもらうという
こともできていましたし、昭和初期でも高校まで行くことはあっても大学まで進学する人は少なかったので
教育費が今ほどかからなかったことも大きいでしょう。

まとめ

現代では乳児死亡率が劇的に低くなり、家業を持つ個人事業者よりも雇われのサラリーマンの方が多い時代です。
制度として無理が出てきているとは言え、老後の年金や怪我や病気で障害を負い、働けなくなった場合の保証もあります。

昔に比べて結婚する必要性や、子供を持つ必然性がなくなったことで「家族を持つ」ということの優先度が下がったことで今の状況があるのではないかと思います。